唯一譲れなかったのは広いベランダ

私が新しい住まいに求めたかったのは、十分なベランダの広さでした。

普段の生活に関しては慣れも早く適応力にも自信があったので特別こうでなくてはダメ、という注文は無かったのですが、只一つ、趣味の園芸を室内でも十分完結出来るだけのベランダの広さだけは譲れませんでした。

具体的には洗濯物や布団を干したりといった基本的な利便性に加え、隅に大きめの栽培棚を設けられるスペースを確保、また室内温室用の電源の確保も容易な造りとする事でした。

始めはサンルームの併設もプランの一つとして考えたものの、これはさすがに物干しに十分なスペースが確保出来ないのでキャンセル。

ただ出来上がった住宅は長大なベランダがそのままリビングの側面に隣接し、やはり長大なサッシを通じて十分な陽光をもたらしてくれるという、十分に満足出来る仕上がりでした。

鉢花や観葉植物の緑が多いベランダが隣接していると、リビングからも常にそれらが間近に眺められ、夏場でも清涼感が演出されて良い感じ。もちろん立派な花が咲き見頃になれば、幾つかチョイスしてリビングにも置いています。すると明るさと共に、潤いや芳香をも室内にもたらしてくれるのです。